こんなお悩みはありますか?
- 避妊に失敗した・・・
- 食欲がなく、吐き気を感じる・・・
- 生理がいつもの周期で来ない・・・
- 望まれない妊娠をしたかも・・・
妊娠した?
簡易的な妊娠のチェックリスト
- 疲れやすい
- 吐き気がある
- 食事の好みが変わった
- 頭痛や腰痛がある
- 肌の調子が悪い
- 匂いに敏感になった
- 急激な食欲の変化
- 胃のむかつきがある
- 熱はないが、だるさや寒気がある
- 生理痛のような下腹部の違和感がある
- 生理前なのに少量の出血があった
- 極端に食欲が増えた(減った)
- 基礎体温が2週間以上高温期のままである
- 些細なことでイライラする
- 感情の起伏が激しくなった
チェック項目が多い方ほど妊娠の可能性が大きくなります。
基礎体温をつけている人はわかりやすいですが、生理のおくれと、高温期が続いている方はかなり確率が高いと思われます。
そのまま、来院して頂いても構いませんが、まずは妊娠検査薬を使われる方がほとんどです。
- 危険日は生理後いつ?生理前は完全に安全日だといえるの?
- 妊娠する「危険日」や「安全日」がいつなのかということを、きちんと理解している方は少ないです。
生理を基準にして、いつが危険日や安全日なのかを説明します。
危険日を性交すると妊娠しやすい日、安全日を性交をしても妊娠しにくい日と定義することにします。妊娠を希望する方も、妊娠は困る方も知っておいてもらいたいことです。
妊娠するためには、①女性の卵巣から卵子が排卵される。②膣内に射精された精子と卵子が合体(受精)する。③受精した卵が育ちながら卵管内を通って子宮内に到達する。④受精卵が子宮内の粘膜に引っ付く(着床)。の4つの過程が全て必要です。
この中で、妊娠するために重要なのが排卵です。
排卵した卵子も射精された精子も寿命があるので、卵子と精子が共に生きている限られた期間に出会うことが必要です。つまり排卵と性交のタイミングが合えば妊娠の可能性が高くなるので、排卵時期は危険日、排卵時期でなければ安全日ということになります。
排卵時期はその人の生理周期(生理と生理の間の日数)と最終月経の初日がわかれば計算してわかります。
排卵日は「次回生理開始予定日のおおむね14日前あたり」と決まっています。生理周期が30日の場合、30−14=16日目あたりが排卵日、精子の寿命が2日、卵子の寿命が約2日ですので、排卵日の2日前〜2日後くらいが妊娠しやすい危険日にあたります。そしてその時期から離れるほど安全日になります。
ここで問題があります。生理周期は同じ人でも体調やストレスなどによってずれることがあることです。そして生理不順の人はこの計算では全くわからないことです。
生理直後は安全日である可能性が高いですが、生理周期が短い人は生理から排卵までが短いので気をつける必要があります。
どうしても安全日を言えといわれるならば、生理開始予定日の7日前〜生理日くらいまでの1週間くらいのみでしょう。
生理不順の方は、生理開始予定日がわかりませんので、基礎体温をはかることをお勧めします。
基礎体温とは4時間以上就寝して目覚めた後、体を起こす前に測定した体温のことを指します。正常な生理周期なら基礎体温は排卵をさかいに低温期と高温期に分かれます。ですので高温期に入れば排卵は終わったというサインなので、そこから生理開始までは安全日と考えていいでしょう。
もちろん、以上はあくまでも参考程度にして、ピルやIUDなどでの確実な避妊をお勧めします。
妊娠検査薬の注意点
- 妊娠検査薬は生理の予定日の1週間後のタイミングで使用してください。
タイミングが早すぎると正しい検査結果が出ません。 - 妊娠検査薬が陽性であれば、ほぼ100%妊娠していますが、子宮外妊娠など異常妊娠の可能性もありますので早めに産婦人科で受診してください。
受付から治療の流れ
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STEP01検査薬で陽性を確認
生理予定日から1週間を目安にしてください。
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STEP02初診察
子宮外妊娠など異常がないかを確認します。
心拍が確認できるまで、1~2週間おきに通院します。 -
STEP03心拍の確認
心拍が確認されることによって、妊娠が確定すると血液検査などの妊娠初期検査を行います。
自治体によって補助券・無料券などの援助があるのでしっかり確認しましょう。 -
STEP04心拍確認後~妊娠10週
2週間おきに診察を行います。
状態によって変わるので医師に確認してください。 -
STEP05妊娠10週~妊娠24週
安定期に入るので診察は4週間おきになります。
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STEP06妊娠24週~妊娠36週
出産に向けて診察の間隔を縮めます。
2週間おきの診察になります。 -
STEP07妊娠36週~出産
毎週通います。状態によっては早めに入院する場合もあります。
※当クリニックでは出産は行っておりませんのでお勧めの施設もしくは患者様希望の病院にご紹介させていただきます。
避妊に失敗した
- 緊急避妊
- コンドームが破れた、避妊しなかったなど不安な性交があったときに、72時間以内に服用すると妊娠をふせぐことができる緊急避妊薬(アフターピル)や、5日以内に子宮内に器具を入れる緊急避妊器具などがあります。
- 避妊の成功率
- アフターピルは性交後12時間以内の服用で避妊率は90%とかなり効果的です。ただ、12時間から72時間以内の服用だと避妊率は約80%と少し効果が落ちてしまいます。出来るだけ早めに服用をするようにしましょう。
- 料金
- アフターピルは健康保険の対象外になるため、全額自費負担になります。診察料もあわせてレボノルゲストレル錠が5,000円です。
中絶を希望される方
産まないことも尊重されるべき選択の1つです
中絶を希望される方のほとんどが、罪悪感・恐怖心・将来への不安など様々な精神的葛藤の中でストレスを抱えながら来院されます。
当院では、患者のプライバシーを尊重し精神的葛藤やストレスを理解したうえで、医師、看護師が最大限配慮して診察致します。
手術について
- 手術方法
- 【初期中絶(妊娠12週未満)】
「掻爬(そうは)法」または「吸引法」で行われます。
子宮から直接、排除または吸引する方法です。
痛みや出血も少ないので、数時間院内にいただきますが日帰りで手術可能です。
【中期中絶(妊娠12週から22週未満)】
子宮収縮剤で人工的に陣痛を起こし流産させる方法です。身体に負担が掛かるため通常は入院が必要になります。
また、役所に死亡届を提出し、胎児の埋葬許可をもらう必要があります。
- 時期
- 人工妊娠中絶が可能な期間は22週未満です。
ただ、12週未満であれば日帰りでの手術が可能で母体への負担と経済的な負担も少なく済みますので、ほとんどのかたがこのタイミングで決断を下します。
- 術後について
- 1. 術後1か月は不正出血の可能性があります。
2. 生理は術後1か月半~2日か月後になりますが、その間でも妊娠する可能性はあります。。
3. 術後1週間前後で必ず診察を受けていただきます。。
4. 出血や腹痛がひどい場合には必ず、来院してください。
- 必要なもの
- 1. 費用として、術前・術後を合わして12万円前後必要になります。
2. 中絶の同意書。(本人と相手の男性の署名が必要です)
3. 身分確認が出来る書類。
- ご予約・お問い合わせは
- tel.075-634-6123予約優先制
- お問い合わせ
診療時間
- 午前
- :09時00~12時00
- 午後
- :17時00~20時00
- 休診日
- :日・祝日
- ※受付時間
- 09時00〜11時30
17時00〜19時30
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